2023年シーズンの目標の一つがトレランレースデビューだったのですが、先日6/3(土)に開催された
にて無事デビューしてきました!
初めてのトレランレースはロードとは全然異なり色んな気づきがあったので、今後トレランレースに出ようと思っている方や、戸隠マウンテントレイルに興味ある方は読んでもらえたら嬉しいです。
長くなったのでこちらはレポ前半です。
目次
レース概要
公式サイトはこちら。
開催日 | 2023年6月3日(土) |
場所 | 長野県長野市 戸隠スキー場 |
部門 | ロング20km 累積標高980m ショート10km 累積標高520m バーティカル3.5km 標高差440m |
アクセス | 長野駅からバス(専用送迎あり) 上信越自動車道 信濃町IC→県道36号→スキー場 30分 17km 上信越自動車道 長野IC→浅川ループライン→スキー場 60分 35km |
特徴 | トレイル率99%、ウッドチップのふかふかコース |
↓コースマップ
スキー場をスタートし下の瑪瑙山(めのうやま)山頂(1748m)まで序盤で一気に上り、ぐるっとしてスキー場に戻り今度は上にぐるっとして戻るコース8の字コースです。
↓高低差
人それぞれレースに求めるポイントは異なると思いますが、今回私が戸隠を選んだ理由は
- 標高が高い(ピークが高いとテンション上がる)
- 景観が良い(晴れれば北アルプスまで見えるらしい)
- ほぼトレイルのみのコース
- 駅からバスで行ける
- 距離が丁度良い(と思ったけど結果的には丁度良くなかった)
登山(歩き)は経験がありますがトレランはがっつり経験はない中で選ぶには、少しハードだったかもと思いますが、結果的には満足のレースとなりました。
現地入り〜スタートまで
まず直前1週間、ずっと天気予報とにらめっこ。
台風が発生し、前日6月2日未明〜当日朝までは前線の影響でレース会場周辺も大雨となりました。
15mmって😂
個人的には雨の中山を走るのはスキル的に厳しいし楽しく無いと思ったので当日も降るようでしたらDNSのつもりでしたが、
どうにか当日朝以降は晴れ予報に!
ということで当日朝、新幹線にて長野駅へ。
戸隠マウンテントレイルは土曜日の午後開催(バーティカル、キッズは午前)というちょっと珍しい日程で、遠方からでも当日入りできるというのが売りです。
自宅から新幹線までは土砂降りの中向かったので、本当に今日トレランレースに出るのかイマイチ実感が湧きませんでした。
加えて、午後スタートのレースはロード含め初めてで、微妙に食事をどのタイミングでとれば良いかわからず。
9時前までにおにぎり2個、新幹線でドーナツ1個、現地でパン1つ、ウィダー2個食べました。
走った後の感想としては、全然足りなかったですね。もっと早くからおにぎり4個くらいは行っとくべきだったなというの第一の学びです。
そんなこんなで長野駅につくと
めっちゃ良い天気ー!良かった!
今回、駅から会場までの専用送迎バス(要申し込み)で会場まで向かいます。
ただ、私は後泊付きで荷物多かったので、小さめのキャリーケースで行ったら、乗せるところがないので抱えて乗って下さいと言われビックリ。(遠方からの宿泊プランの人たちが大半の送迎バスなのでてっきり大丈夫かと…)
結果的に今回はバスの席に空きが出たので置けましたが、レース前に抱えて1時間乗ったらそれだけで消耗するところでした。(スーツケースの方は他にもちらほらいました)
通常の路線バスだと1時間ちょっとかかるルートですが、専用バスなので50分くらいで着いたかな?11時15分くらいに着きました。
初戸隠!ここで標高1,300mくらいあります。
青空に山が映えます!この景色に会えただけでも来て良かった!(ちなみに真ん中に見える道がバーティカルルート)
バスをおりて受付へ。手前にあるとがくれベースという建物内へ。
ここで受付を小学生くらいの子たちが元気にやってくれていて、とてもしっかり仕事をしていて、感動しちゃいました。
この建物にお手洗いと、更衣室があります。女性更衣室は2階。
着替えや準備を済ませます。
今回は寒い場合、暑い場合、ドロドロの場合など色んなパターンを考えて持ってきましたが、かなり暑そうだったので、最終的には
- 半袖
- アームカバー
- トレイル用ショートパンツ
- カーフスリーブ
- ザック
という装備にしました。
ゲイターはかなり悩みましたが、相当グチャグチャらしいという事で、もはや意味をなさないかもという事で無しに。
その代わり濡れても不快にならなさそうな中敷き、靴下でずれにくい組み合わせにしました。(これは、結果とても良かった!)
今度は建物外で荷物を預けます。この時点でスタートまであと1時間弱くらい。
会場にはたくさんのブースもあって、賑わっていました。
色々気になるけど荷物預けちゃったしなぁ〜(危なかった)
少しブラブラしてから、Twitterで戸隠にでるとおっしゃっていたジョリさんと初めまして。
ジョリさんはトレラン始めたばかりなのに5月で4回も高尾トレイルに通っている強者!
お互いレースは今回が初めてということでコース泥沼どうでしょうね〜と。
スタート地点にて。この時はまだ二人とも綺麗でした…笑
レーススタート〜瑪瑙山登り途中まで
10分前くらいからスタートにランナーが並び始めたので、私も。
ガチの人は手前に、普通の人は真ん中、ファンランの人は後ろの方へ〜とアナウンス。
トレランレースはスタート直後の登山口渋滞が大変と聞いていたので、そこだけは早めに切り抜けたいと思い真ん中で待機。
13時BGMで盛り上がりつつスタート!
最初は会場周辺をぐるっと回り、その後登山口へ入ります。このあたりは周囲のペースと同じくらいで。
そして登山口へ〜
バッチリ渋滞です。
でも完全には止まらず、まあまあ進みます。
既に下はドロドロ。わかりにくいですがこんな感じ。
この時、
「やっぱり泥んこ道かぁ」
なんて思って写真を撮りましたが、正直この時のこの道が一番マシでしたね。。
この先はスマホなんか出そうものなら共に泥に落ちかねないので一つも泥んこ道の写真はありません😂
泥んこ度:⭐️
登山口から比較的すぐに沢もあり、そこはなんとか完全には水没せずに飛び越えるも、その後すぐズブ沼になるのであまり意味なかった…
そんなこんなで泥にすこしずつ耐性(諦め)をつけていきながら、緩やかな上りは終わり、やや急登へ。
ここまでは泥んこがマシなところは周囲みんな走っていましたが、ここからはほとんどの人が歩きへ。
ここを過ぎたら開けるのかな?と思っていたら更なる急登に(写真なし)
結構みんなゼエハア言いながら登ってます。
そして開けました!スキー場ゲレンデのようです。
すこーし走るもまた登り。既に泥んこ消耗もしており、走れませんw
一旦登ったら今度は大きな下り。登り返す先まで見えるので嬉しくないw
標高があがりガスってきました。
この稜線鞍部地点で、右側の景色を見たら一瞬くもの合間から雪化粧した北アルプスが!!
写真を撮るも…
数秒間に合わず。。
その後は一度も見えなかったです。残念〜でもこの目で見れたので満足!
ここからさらに瑪瑙山の山頂に向けて激しくなっていく急登。
この辺りで、まだ4キロって…もう既に出し切り気味なんだけど?と思い始める。
この登りが山場!越えればその先は楽だから!と思いきや…想像以上のどろんこが待ってました。続く。